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道徳教科化がもたらすメリット

自分で考え、意見を言えるように

道徳を教科化するにあたり、文部科学省が掲げているテーマがあります。
それは、「考え、議論する道徳」です。
これこそが、子どもたちにとってメリットを生む最大の理由です。

日本の教育では、海外と比べて自分で深く考えたり、みんなの前で意見を言ったりする時間が少ないと言われています。
日本の受験は、知識を問うものであり、丸暗記型、詰め込み教育が長年実施されてきたことも起因しているでしょう。
しかし、日本の受験システムも変わりつつあります。
センター試験も、考えを述べる内容にシフトしていく動きがあります。
それに、AO試験などで自分の意見、主張をアピールするものも増えてきています。

このような変化に対応し、国際社会で生き抜くためには道徳の教科化が果たす役割が重要となってくるでしょう。

子どもたちの変化が社会にもたらす影響

道徳の教科化は子どもたちだけに変化をもたらすものではありません。
多方面に影響を及ぼしていくことになるでしょう。

まず、先生にとって道徳という授業はこれまで重要視されていなかったかもしれません。
現に道徳専門の教師というのは存在しません。
しかし、教科化にあたり先生たち自身もいろいろと勉強をしなければなりません。
それは、道徳の教科に限らず、他の授業などにも生かすことができ、先生の指導力の向上につながります。

次に、親への影響です。
これまでは、子どもたちが意見を議論する場というのはなかなか目にすることがなかったでしょう。
しかし、授業参観で道徳が取り上げられる可能性も増え、子どもが考え、議論する姿を見ることができるようになるかもしれません。
また、成績としても知らされるため、これまで知らなかった子どもの長所、短所を知ることができます。